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論文

大気擾乱が日本海低次生態系に与える影響

鬼塚 剛*; 柳 哲雄*; 鵜野 伊津志*; 川村 英之; Yoon, J.-H.*; 山中 康裕*

沿岸海洋研究, 50(1), p.45 - 51, 2012/08

日本海では、光・栄養塩の季節変動によって、表層の植物プランクトン濃度が顕著な季節変動を示す。一方、季節変動とは別に、台風等の大気擾乱が表層の低次生産に一定の役割を果たしていることが考えられる。本研究では、さまざまな時間スケールの外力で3次元物理・生態系モデルを駆動し、それらの結果を比較することで、大気擾乱が日本海の低次生態系に及ぼす影響を検討した。その結果、大気擾乱が日本海の基礎生産量を高めることが示唆された。

論文

石狩湾堆積物中の高いC/N比の有機物と重金属

濱原 和弘*; 重光 雅仁*; 乗木 新一郎*; 福山 龍次*; 荒巻 能史; 乙坂 重嘉

沿岸海洋研究, 41(1), p.53 - 60, 2003/08

北海道石狩湾の北緯43度30分、東経141度20分の地点で重力式採泥器を用いて約40cmの柱状試料を採取した。Cs-137法によって堆積速度を0.56cm/yrと求めた。1945年から1981年の間に有機炭素/有機窒素比が20という大きな比を持つ有機物が堆積していた。放射性炭素によれば、当該試料が周辺に対して200-300パーミル低い値を示し、石炭等の放射性炭素を含まない物質の混入をうかがわせた。また、この有機物部分には、鉄,銅,亜鉛そしてクロムが濃縮されていた。1981年以降の堆積物は、有機炭素/有機窒素比は約10-15に減少した。また、微量金属の濃縮も顕著ではなかった。石狩湾の化学環境は1930年以前にもどりつつある。

論文

事前・事後調査について

福田 雅明; 藤縄 幸雄*

沿岸海洋研究ノート, 13(2), p.49 - 55, 1976/02

沿岸海洋シンポジウム(日本海洋学会沿岸海洋研究部会主催、1975年)において、海洋環境調査法の一部門として話題提供したものをまとめたものである。 現在進みつつある沿岸海洋汚染に対し、今迄行われてきた事前調査がどのように行われて来たかを反省し、今後、それがどのようにあるべきかを論じた。また、事前調査と同等又はそれ以上重要である事後調査が欠けていた点を指摘し、それのあり方について述べた。 このシンポジウムの討論の結果をふまえて、海洋学会環境問題委員会では、海洋環境調査指針(仮題)を編集しつつある。

論文

東海村沿岸の海況

福田 雅明

沿岸海洋研究ノート, 5(2), p.20 - 26, 1966/00

東海村は南北に平坦な砂浜に面している。北側の砂浜が切れる所に久慈川があり、その北に日立港があってそれより岩礁が続く。南側は米軍水戸射爆場の砂浜の終りに阿宇ケ浦海水浴場があり、それに続いて岩礁が那珂川、大洗町まである。原子力施設は、北から原子力発電会社、日本原子力研究所、原子燃料公社の大施設が海岸に沿って並んでいる、そのほか2~3の小施設が陸上内部にある。これらのほかに東海村から約20km南に今建設中の日本原子力研究所大洗研究所がある。原子力発電会社は電気出力約16万kw、原研には電気出力1万kw、熱出力1万kwが2基、同じく400kwと50kwが各1基づつの原子炉がある。そのほか、安全欧について我々の生活に関係してくることは、原研と原子燃料公社で使用したり、発生したり、処分したりする放射性同位元素の問題である。とくに、海洋に放出される放射能のことで一番大きな問題は、原子燃料公社で計画を進められている原子燃料再処理工場である。

論文

ラジオアイソトープによる漂砂の研究

坂岸 昇吉*

沿岸海洋研究ノート, 2(2), p.25 - 28, 1963/00

日本原子力研究所では1961年から1962年にかけて、信濃川河口(新潟港付近)と新潟西海岸における漂砂について、ラジオアイソト-プの砂をトーレーサーとしての調査を行なった。RI砂の調整、投入、使用機器、および調査結果については、その概要をすでに沿岸海洋研究ノート第1巻第2号に報告したので省略し、ここでは気象、海象資料にもとづく結果の解釈、漂砂の理論的取扱い、およびfalloutの影響について、少し詳しく述べることにする。とくに西海岸については、測定はfalloutに直接妨害されることなく、しかも測定位置の決定が非常に正確に行なわれたこと、および気象、海象の資料がかなり揃っていることによって、これらの資料と対比して、漂砂の移動を論ずることがある程度まで可能となった。

論文

RIをトレーサーとした漂砂の研究

坂岸 昇吉

沿岸海洋研究ノート, 1(2), p.35 - 39, 1962/00

信濃川河口およびその近傍一帯は、地球物理学的にあるいは沿岸工学的に注目すべき問題の多い所である。たとえば地盤の沈下現象、新潟港口における土砂の沈積、波浪による海岸線潰壊、従ってまた漂砂の移動などである。これらに対してはいずれも以前から種々の調査研究が行われ、その結果にもとずいて適切な防護対策が実施されている。しかし、まだ基礎資料が十分とは言えない面もあるようである。筆者の所属する研究所が新潟県からの依頼によって標記のような仕事を引き受けて、放射性物質Co-60およびSc-46をtracerとして新潟港ロ並びに新潟西海岸における漂砂につき調査を行った。

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